文化財防災センター

CH-DRM Network,Japan

National Task Force for the Japanese Cultural Heritage Disaster Risk Mitigation Network

【ネット配信】シンポジウム「自然史標本レスキューの現在地点とこれから」開催のお知らせ

シンポジウム「自然史標本レスキューの現在地点とこれから」が下記の通りネット配信されます。

開催日時 11月22日(日)午後2時~4時
行事形式 YouTubeによる配信
     配信アドレスはこちら
     パスワードなどは必要ありません。参加申込みは不要です。
     2週間の見逃し配信があります。

プログラム
14:00-14:10
開会挨拶 日本博物館協会 専務理事 半田昌之
趣旨説明 佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
14:10-14:50
講演
東日本大震災津波被災標本のその後と陸前高田市立博物館 熊谷賢(陸前高田市立博物館)
文化財レスキューの現在とこれから 高妻洋成(奈良文化財研究所)
自然史標本レスキューの課題 佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
15:00-16:00
パネルディスカッション
「これからの自然史標本の保存をどう図るか?」
パネリスト熊谷賢(陸前高田市立博物館)、高妻 洋成(奈良文化財研究所)、 副島 顕子(熊本大学)、松下 正和(神戸大学)、鈴木まほろ(岩手県立博物館)
進行:佐久間 質問整理 松崎哲也(奈良文化財研究所)
閉会挨拶

主催:津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト実行委員会
共催:大阪市立自然史博物館、西日本自然史系博物館ネットワーク

詳しい内容については下記のウェブサイトをご覧ください。

新型コロナウイルスへの対応に関して、以下の情報をお知らせします。

1.文化庁のホームページに、新型コロナウイルスの対応に関する各種の情報が掲載されています。

文化庁HP:新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について

また、この対応のための窓口について東京文化財研究所のホームページに案内が掲載されています。
新型コロナウイルス感染症予防にかかる美術館博物館等の作品消毒の窓口について

2.東京文化財研究所ではホームページに「新型コロナウイルスと無形文化遺産」というページを開設しました。
新型コロナウイルスと無形文化遺産

3.公益財団法人日本博物館協会は、文化庁からの提言や助言を踏まえ、「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(PDF))」を作成し、その全文を5月14日付でホームページに掲載、9月18日に改訂しています。

 
10月1日更新

東日本大震災の発生から9年の歳月が過ぎました。
 JR常磐線の全線開通など、将来に向けての明るい話題があるいっぽうで、被災地の復興、避難された方々の帰還と生活の再建はまだまだ道半ばという情報も伝えられています。
 私たちは文化財の専門家として、東日本大震災で被災した各地域の文化財や、福島第一原子力発電所の爆発事故により設定された避難区域の中に取り残された文化財の救出活動について、被災地の文化財担当者・博物館や美術館の学芸員、個人所有者など多くの皆さんのお手伝いをいたしました。
 あれから9年。救出した文化財の多くは、管理施設に保管され、破損がそれ以上進まない「安定化」のための処置が施されてきました。しかし、いまだに膨大な量の被災文化財が処置を待っています。そして、津波の被害に遭い、カビが発生した絵画作品などには、修復の手を尽くしても必ずしも被災前の状態へは戻りきらないものが少なくありません。
 これらについては、これからも根気強い安定化と修復の作業が続けられていきます。
 他方、その後も連続して発生している地震や台風、集中豪雨、そして火事などの災害によって、引き続き多くの文化財が被災する様子を見るたびに、私たちは「災害があっても文化財に被害が出ない」ようにするにはどうしたら良いのか?ということを考えないことはありません。
 文化財防災ネットワーク推進事業は、文化財に関係する国内のさまざまな団体、都道府県・区市町村の文化財所管部局の担当者の皆さんや文化庁との緊密な連携体制を構築・発展させていくことによって、「災害があっても文化財に被害が出ない」ことを究極の目的として、災害時の迅速かつ効果的な救援・支援活動の実現のため、これからも努力を続けてまいります。

独立行政法人国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進室

文化遺産防災ネットワーク推進会議の参画団体である西日本自然史系博物館ネットワークが主催の「西日本自然史系博物館ネットワーク研究会 次の大規模災害に備える」が開催されますのでお知らせいたします。

日時 2020年2月10日(月) 13時30分~

会場 大阪市立自然史博物館
(大阪市東住吉区長居公園1−23)

全体プログラム
13:30
開催趣旨 博物館の相互支援体制醸成のために
佐久間大輔 (大阪市立自然史博物館)
文化遺産保全ネットワークの想定活動シナリオ概略(仮題)
岡田健(国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進室)
南海トラフ地震の想定(仮題)
川端清司(大阪市立自然史博物館)
14:30
・机上シュミレーション
発生後のタイムラインを追って、何が必要か、何が可能か、検討します
発災時
発災半日後
発災一週間まで
発災1ヶ月
16:00
総合討論

詳しい内容については西日本自然史系博物館ネットワークのウェブサイトをご覧ください。

令和2年2月4日に開催された第11回文化遺産防災ネットワーク推進会議において、新たに一般社団法人国宝修理装潢師連盟が推進会議の一員としてご参加くださることになりました。同推進会議は25団体になりました。
一般社団法人国宝修理装潢師連盟ホームページ  http://www.kokuhoshuri.or.jp/


 

日時:2019年12月19日(木)13:00~16:40
場所:北海道立近代美術館
内容:

「東日本大震災の際の宮城県での初動」 小谷竜介(東北歴史博物館)
「文化財レスキューの動き」 二神葉子(東京文化財研究所)
「胆振東部地震の状況報告」 苫名真(北海道立近代美術館)
「北海道における取り組みや事例」 田口尚(北海道埋蔵文化財センター)
「日胆地区における震災時の動向報告及び課題」 高橋美鈴(様似町教育委員会)
「国立アイヌ民族博物館の保存科学に関する動向」 大江克己(国立アイヌ民族博物館)
「パネルディスカッション―北海道における文化財防災を考える」
パネリスト(五十音順)
会田理人 (北海道博物館)
乾哲也 (厚真町教育委員会)
古道谷朝生 (網走市立美術館)
笹倉いる美 (北海道立北方民族博物館)
佐藤由美加 (北海道立旭川美術館)

 

研修の様子

 

令和元年度文化財防災ネットワーク推進事業シンポジウム「地域社会と文化財 ― 身近にある文化財、それをまもり伝える意味」を開催しました。

日時:2019年12月7日(土)13:00~17:00
場所:東京国立博物館平成館大講堂
内容:
基調講演には当推進事業有識者会議の委員をお願いしています、京都府立大学副学長の宗田好史氏をお迎えして、地域の過疎化・少子高齢化などの社会状況の変化による文化財保護の在り方についてお話しいただきました。
その他には、和歌山県から県立博物館の大河内智之氏、福島県から双葉町教育委員会の吉野高光氏をお迎えして、地域のかけがえのない文化財を地域の人々の力でまもり、次世代に伝えることで、地域の活性化や復興に役立てていくというお話をしていただきました。
平成31年4月に文化財保護法が改正され、各地域における文化財の保存活用のための取り組みの計画的・継続的な実施を、指定文化財・未指定文化財の隔てなく、都道府県や市町村に求めています。
地域における取り組みは、どのようにして行われるのか。
今回のシンポジウムでは、地域の文化財に焦点を当て、それをまもり伝えていくことの意味と方法を考えました。

開会挨拶 松村恵司(国立文化財機構理事長)
開催館挨拶 井上洋一(東京国立博物館副館長)
趣旨説明 岡田健(文化財防災ネットワーク推進室長)
基調講演 人口減少社会における文化財保護の可能性
宗田好史(京都府立大学副学長・教授)
講演1 みんなでまもる地域の文化財―和歌山県の取り組みから
大河内智之(和歌山県立博物館主任学芸員)
講演2 地域の復興に文化財が果たす役割―福島県双葉町の文化財
吉野高光(福島県双葉町教育委員会総括主任主査)
パネル・ディスカッション
宗田好史、大河内智之、吉野高光、岡田健
閉会挨拶 田沢裕賀(東京国立博物館学芸研究部長)

講演の様子

三重県防災対策分科会に出席し、助言をおこないました。

日時:2019年11月28日(木)9:30~12:00
場所:三重県立博物館
内容:三重県における文化財の防災をめぐって意見交換をおこない、文化財防災ネットワークのこれまでの活動を踏まえて助言をおこないました。

三重県文化財講習会にて、講義「災害時の文化財レスキューについて」をおこないました。

日時:2019年11月27日(水)13:30~16:30
場所:三重県総合博物館
内容:

1.仏像を盗難から守るために 大河内智之(和歌山県立博物館主任学芸員)
2.災害時の文化財レスキューについて 鳥越俊行(文化財防災ネットワーク推進室・奈良国立博物館学芸部保存修理指導室長)

 

文化財防災ネットワーク推進事業セミナー「不動産文化財と動産文化財の防災―現状の課題と今後の連携に向けて―」を開催しました(開催案内はこちら)。

日時:2019年11月19日(火)13:00~16:00
場所:九州国立博物館1階研修室

内容:

講演① 「福岡県における歴史的建造物等の保護と防災への取り組み」 田上稔 氏[福岡県教育庁文化財保護課 課長技術補佐]
講演② 「熊本地震における被災歴史的建造物復旧支援の取り組み― 建築士会の活動を通じて ―」 山川満清 氏[(公社)熊本県建築士会まちづくり委員会 委員長]
トークセッション
  • 司会:小泉惠英[九州国立博物館 学芸部長]
  • パネリスト:豊田理絵 氏[熊本県教育庁文化課 主幹]、
  • 高妻洋成 氏[奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター長]講演者2名

 

また、『令和元年度 文化財防災ネットワーク推進事業九州国立博物館の取り組み2019』にセミナー報告がまとめられています(詳細)。

愛知県文化財建造物担当者課題研修会にて、講義「文化財の防災について」をおこないました。

日時:2019年11月14日(木)10:00~16:00
場所:スカイワードあさひ
内容:

1.文化財の防災について 鳥越俊行(文化財防災ネットワーク推進室・奈良国立博物館学芸部保存修理指導室長)
2.現地実習 ほか

 

令和元年度「文化財等防災ネットワーク研修」を開催しました。

日時:2019年11月6日(水)・7日(木)
場所:奈良文化財研究所
内容:

1日目
  • 【講義】
  • 「文化財の防災ネットワーク構築とレスキュースキーム、文化財防災と地域防災計画」
  • 「水損紙資料の微生物被害と応急処置」
  • 「被災した民俗資料の応急処置」
2日目
  • 【実習・ディスカッション】
  • 「水損紙資料のレスキューのための資料の水洗と乾燥」
  • 「ドライクリーニング」
  • 「水損書籍の対処」
  • 「水損紙資料の冷凍前の処置」など

 

東海3県文化財所管課情報交換会に参加し、助言をおこないました。

日時:2019年11月5日(火)
場所:静岡県庁
内容:東海3県における文化財の保全活動および文化財保存活用大綱の策定に関して意見交換を行い、文化財防災ネットワークのこれまでの活動を踏まえて助言をおこないました。

日時:2019年10月26日(土)13:30~17:00
場所:けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
内容:

  • 総合司会
大原嘉豊(京都国立博物館)
  • 開会挨拶
佐々木丞平(京都国立博物館長)
  • 第1部
  • 東日本大震災における文化財レスキュー
  • 講演1「現地での文化財レスキューについて」/羽田聡(京都国立博物館 学芸部美術室長兼列品管理室長)
  • 講演2「被災文化財の修理について―その対応と実践―」/藤本青一(公益財団法人美術院理事)
  • 第2部
  • 被災地の現状と未来
  • 講演3「被災地の現在」関口重樹(宮城県教育庁文化財課保存活用班技術主幹)
  • 講演4「文化財レスキュー、復興キュレーションそして復興まちづくりへの展開」加藤幸治(武蔵野美術大学教授)
  • 第3部
  • 東日本大震災から8年の今、これから
座談会/羽田聡、藤本青一、関口重樹、加藤幸治、朝賀浩
  • 閉会挨拶
朝賀浩(京都国立博物館学芸部長)

 

また、シンポジウムのテーマに合わせて東日本大震災における文化財レスキュー活動について取り上げたパネル展示をおこないました。

座談会の様子

 

パネル展示の様子


 

第9回「文化遺産防災ネットワーク推進会議活動ガイドライン」策定ワーキンググループを開催しました。

日時:2019年6月24日(月)13:00-15:00
場所:東京国立博物館黒田記念館
内容:
1.前回(第8回)WGのポイント
2.前回(第8回)WG後の経緯
3..本日の主な課題 (全5項目)

日時:2019年6月21日(金)

場所:東京文化財研究所

内容:北海道および東北六県の文化財部局関係者を講師として、各道県の文化財防災に関する取り組みに関する報告をいただきました。これにより、平時における備えや対策の情報共有、そして災害時における担当者の連携を深めるてがかりとしました。

第11回文化遺産防災ネットワーク有識者会議を開催しました。

日時:2019年6月22日(木)13:00-17:00
場所:東京国立博物館平成館
内容:
1.文化財防災ネットワーク推進事業の活動状況について
2.討論:文化遺産保護の目的と方法~文化遺産防災への視点

日時:2019年2月27日(水)13:00~16:50
場所:京都国立博物館
内容:

「京都府内における水害リスク-特に内水氾濫について」佐野千絵(東京文化財研究所)
「洪水による建物被災-事例と復旧」川畑薫氏(八幡市立松花堂美術館)
「水損紙資料の生物被害対策」佐藤嘉則(東京文化財研究所)
「ICCROM First aid to Cultural Heritage in Times of Crisisの紹介」林美木子(東京文化財研究所・防災AF)
「パネルディスカッション-京都における水害対策を考える(質疑応答&全体討議)」
コメンテータ(五十音順)
芝野康之(木津川市教育委員会文化財保護課)
堀大輔(京都市文化財保護課)
松本学博(福知山市地域振興部文化スポーツ振興課文化財保護係)
吉野健一(京都府丹後郷土資料館)

 

研修の様子

平成30年度文化財防災ネットワーク推進事業アソシエイトフェロー研究報告会を開催しました。

日時:2019年2月19日(火)10:00~17:00
場所:奈良文化財研究所
内容:

タイトル 講演者 所属
地域の文化遺産リスト・地図の作成について 中島志保 奈良文化財研究所
被災した自然史資料に関する事例集の作成に向けて 松崎哲也 奈良文化財研究所
被災時における迅速な文化財救援活動に向けた方策と課題 佐藤稜介 奈良国立博物館
無形文化遺産の災害リスクマネジメント 佐野真規 東京文化財研究所
地域防災ネットワークと東日本大震災救援委員会記録による文化財レスキュー事業旅費の概算 林美木子 東京文化財研究所
博物館・美術館における展示・収蔵の安全対策 黄川田翔 東京国立博物館
市民を対象にした文化財サポーター育成講座について 小川香菜恵 九州国立博物館
文化財防災ネットワーク推進事業における京都国立博物館4つの取り組み 近藤無滴 京都国立博物館
歴史的建造物と動産文化財の一体的な防災・救援体制の構築に向けての調査報告 白木ひかる 文化財防災ネットワーク推進室

文化財防災ネットワーク推進事業セミナー「大分県が取り組む文化財の地域防災計画」を開催しました。

日時:2019年2月14日(木)
場所:九州国立博物館1階研修室
内容:

講演
  • 講演①「文化財防災にかかわる地域防災計画策定の経緯とその後の活動について」
  • 講師:平井義人(日出町歴史資料館・帆足萬里記念館館長)
  • 講演②「大分県における文化財防災の取り組み」
  • 講師:三重野誠(大分県教育庁文化課文化財班参事(総括))
座談会 司会:小泉惠英(九州国立博物館学芸部長)

 

 

また、『平成30年度 文化財防災ネットワーク推進事業九州国立博物館の取り組み2018』にセミナー報告をまとめています(詳細)。