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地域防災体制の構築| 東京国立博物館
【東博】関東甲信越ブロックにおける文化財防災体制の構築のための訪問調査
平成30年に改正された文化財保護法(平成31年4月1日施行)により制度化された「文化財保存活用地域計画」は、各市町村における文化財の保存・活用に関する基本的なアクション・プランを示すものであり、その作成指針には防災対策や災害発生時の対応も記載事項の一つとして例示されている。そこで、関東甲信越ブロックにおいて、新たに文化財保存活用地域計画を作成した茨城県常陸大宮市および栃木県下野市を訪問し、聞き取り調査を実施した。
・常陸大宮市文化財保存活用地域計画に関する調査
訪問先:常陸大宮市教育委員会事務局 文化スポーツ課文化・スポーツG
訪問日:令和2年9月25日(金)
・下野市文化財保存活用地域計画に関する調査
訪問先:下野市教育委員会事務局 文化財課
訪問日:令和2年9月30日(水)
調査の結果、両市の文化財保存活用地域計画において、防犯・防災面の課題分析に基づいた様々な具体的措置が検討されており、現在取り組まれている様子を確認した。