静岡県では、被災文化財の救済のため県内所在の団体を中心に文化財等救済ネットワークを立ち上げておられますが、今後発生が予想される巨大地震等、広域災害の際は、県内・隣県だけでは対応しきれず、遠隔地からの支援が必要になると見込まれています。
3月15日に、平成30 年度静岡県文化財等救済ネットワーク会議が開催されました。会議には、国立文化財機構から岡田 健文化財防災ネットワーク推進室長が招かれ、講演を行いました。
事務局挨拶・趣旨説明 |
講演「文化財防災ネットワーク推進事業がめざすネットワーク-地域の文化遺産をまもるために-」/ 岡田 健 (文化財防災ネットワーク推進室長) |
ネットワーク会議・自己紹介及び活動報告 |
【内容】
ア.文化財防災ネットワーク推進事業の概要
イ.全国各地の文化財防災地域ネットワークの動向
ウ.本県被災時の国立文化財機構からの文化財救済支援の可能性
エ.国立文化財機構と本県文化財救済ネットワークの連携の展望
オ.他県の文化財防災地域ネットワークからの本県文化財救済支援の可能性
また、意見交換として、静岡県の文化財防災ネットワークと国立文化財機構や他県との連携や、今後の静岡県文化財救済ネットワークのあり方等が話し合われました。
開催日時 |
平成31 年3月15 日(金)
午後1時15 分から午後4時30 分 |
会 場 |
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」4階第2会議室
(静岡市駿河区馬渕1丁目17-1) |
主 催 |
静岡県教育委員会文化財保護課
国立文化財機構文化財防災ネットワーク |