• 活動実績| 地域防災体制の構築| 東京国立博物館
更新日:2019年7月 9日 10:47

【東博】第1回東京都区部における文化財防災体制の確立に向けた会合を開催しました。

東京都区部では、首都直下地震や東京東部低地(ゼロメートル地帯)における大規模水害のリスクが指摘されており、それらに対する文化財防災体制の構築が喫緊の課題となっています。この会合では、各区の文化財防災施策に資する情報提供と参加者間の協議を通じて、自治体間の緩やかな連携体制の構築を目指しています。

第1回目となる今回は、荒川流域における水害リスクと文化財建造物の火災対応をテーマに開催しています。

日時:令和元年7月5日(金) 14:00~16:30

場所:東京国立博物館 平成館小講堂

参加者:東京都区部の文化財担当者など

内容:

1). 講演1 荒川下流域の水害リスクとその取り組みについて

荒川下流河川事務所 調査課 防災企画室 専門官 秋谷 朋宏 氏

2). 講演 2 長野県宝「松田家住宅主屋」火災に伴う資料救出作業について/

小野 紀男 氏(千曲市教育委員会 歴史文化財センター 文化財係長 )

3). 意見交換―今後の展望について―

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会合の様子