• 災害時ガイドライン等の整備
更新日:2022年3月31日 15:40

「浮遊カビ等からの人体の防護に関するマニュアル」および「室内労働環境の浮遊カビの測定・評価と浮遊カビ等からの防護に関する管理基準」の公開

水損した文化財やそれが保管されている建物では、多量のカビが発生していることが多いため、文化財のレスキューにあたっては、作業者のカビによる健康被害の防止に十分留意する必要がある。

「浮遊カビ等からの人体の防護に関するマニュアル」は、カビが発生した資料を扱う作業においてこれらのリスクを回避するため、浮遊カビの汚染度に応じた防護具の選択について記載したものである。

「室内労働環境の浮遊カビの測定・評価と浮遊カビ等からの防護に関する管理基準」はこのマニュアルと一対をなし、水損した文化財に対するレスキュー作業を主に念頭に置いて、室内労働環境の浮遊カビの測定方法、汚染の評価、浮遊カビのレベルと防護方法について管理基準を定めたものである。

「室内労働環境の浮遊カビの測定・評価と浮遊カビ等からの防護に関する管理基準」: https://sitereports.nabunken.go.jp/115771

「浮遊カビ等からの人体の防護に関するマニュアル」: https://sitereports.nabunken.go.jp/115772