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更新日:2018年3月23日 12:01

『UNESCO・ICCROMによる 非常時における文化財の救出と保全の手引き』日本語訳の刊行

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関、UNESCO)の提言に基づき1959年にイタリアのローマに設立されたイクロム(文化財保存修復研究国際センター、ICCROM)は、文化財の保存と修復に関する様々な取り組みを行ってきました。その豊富な経験を活かして2016年にユネスコとイクロムによって編纂・刊行されたのが『Endangered Heritage, Emergency Evacuation of Heritage Collections』です。このハンドブックは緊急時における博物館・美術館等の施設が収蔵する文化財の救出・保全に関するマニュアルであり、一つの指針として広く用いられています。

『UNESCO・ICCROMによる 非常時における文化財の救出と保全の手引き』PDF  本書は、ユネスコおよびイクロムの御理解を得て、このハンドブックを日本語訳し刊行したものです。  文化財防災の活動にぜひご活用ください。