• 災害時ガイドライン等の整備| 刊行物/制作物
更新日:2022年1月18日 11:15

『文化財の放射線対策ガイドブック2021』を刊行しました。

『文化財の放射線対策ガイドブック2021』を刊行しました。
本ガイドブックは、放射性物質漏えい事故が発生した時の博物館や美術館などの文化財等収蔵・展示施設がとるべき行動を提示し、基本となる科学的知識と技術について、要点を整理しました。また最後に、福島第一原発事故発生以来の文化財レスキューに関する具体的な経緯についても記しています。
本ガイドブックは、福島第一原発事故発生時に、東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会事務局が対応してきた経験とともに、東京文化財研究所が中心となって当時新たに立ち上げたプロジェクトチームが、平成24 年度、25 年度の2 年間にわたり調査研究事例の集積と解析を行い、現場での作業と議論を積み重ねて作成した成果をもとに、執筆・編集したものです。

本ガイドブックの全文データは、以下URLよりダウンロード頂けます。
https://sitereports.nabunken.go.jp/132339

2023年9月28日 追記
『文化財の放射線対策ガイドブック2021』44ページ、61ページ、75ページに記載してある、「ポケット線量計同様、携帯電話から20cm以上離して装着します。」の記述は誤りであることがわかりましたので、削除し訂正させていただきます。この訂正に関する経緯は次のページに報告させていただいております。
https://ch-drm.nich.go.jp/facility/2023/08/2021-2.html