文化財防災ネットワーク

CH-DRM Network,Japan

National Task Force for the Japanese Cultural Heritage Disaster Risk Mitigation Network

「文化財防災ネットワーク推進本部」の発足について

ph_260723

左から事務局長の栗原祐司、理事の池原充洋、理事長の佐々木丞平、東京国立博物館長 の銭谷眞美、副館長の島谷弘幸

独立行政法人国立文化財機構(所在地:東京都台東区)は、理事長を本部長とする「文化財防災ネットワーク推進本部」を発足させました。

同本部は、東日本大震災等における文化財レスキュー事業等の経験を踏まえ、大規模災害に対応した文化財等の救出・救援体制を確保するため、文化財等の防災に関するネットワークを構築するとともに、人材の養成、情報の収集・分析・発信を行います。

国立文化財機構では、東日本大震災の発生後に設置された「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会」の事務局を、当機構の一機関である東京文化財研究所に立ち上げるなど、文化庁や地元自治体等との連携のもと、被災各県において継続的に文化財レスキュー活動に取り組んできました。

「文化財防災ネットワーク推進本部」はこの経験を踏まえて、今後起こり得る大規模災害にあたって当機構が果たすべき文化財の防災・救援業務にかかる研究等を行うために発足したものです。

今後、旧「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会」の構成団体を中心とする「文化遺産防災ネットワーク推進会議」の開催(10月上旬を予定)などの取り組みを行っていく予定です。

○「文化財防災ネットワーク推進本部」の主な事業内容
(1) 機構が果たすべき文化財の防災・救援業務のあり方に関する研究
(2) 文化財防災・救出に関する情報の収集
(3) 文化財防災・救出に関する指導,助言,研修
(4) 保存科学等に基づく被災文化財の保護環境,安定化処置及び修理等に関する研究
(5) 有事における文化財防災・救出ネットワークの構築
(6) 文化財防災・救出に関する国際連携