• レスキューおよび収蔵・展示における技術開発| 東京国立博物館
更新日:2022年1月14日 13:38

実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)にて博物館・美術館の展示空間を再現した振動台実験を行いました

 令和3年12月15日(水)、17日(金)、20日(月)の3日間、兵庫県三木市に所在する実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)において、博物館・美術館の展示空間を再現した振動台実験を行いました。非構造部材や設備什器等に関する地震時の損傷挙動データを収集する目的で実施しており、博物館・美術館における防災対策の強化へ活用する予定です。
E-ディフェンス実験装置 展示の様子

 なお、本実験は文部科学省地球観測システム研究開発費補助事業「首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト」の課題の1つである、「サブプロ C 非構造部材を含む構造物の崩壊余裕度に関するデータ収集・整備(室内空間における機能維持)」に関する研究の一環として実施されたものであり、国立研究開発法人防災科学技術研究所に協力する形で実験に参加しました。